コンテンツへスキップ
ヴィジョン
本会の名称通り、病院、診療所と鍼灸マッサージ施術所が連携する時代を目指すこと。
ミッション
本会のミッションは以下の通りです
厚生労働大臣免許者として多職種連携にも寄与しうる「人」を育む
鍼灸マッサージの素晴らしさは私達は皆知っていることでしょう。しかし、国民の多くは病の治療をお薬や西洋医学を元に考えいます。私達が私達の業のすばらしさを主張してもそれが伝わらないのはなぜか、そう考えると、ただ単に鍼灸マッサージの有効性を主張するだけではなく、それを実施する専門者としてのはり師きゅう師あん摩マッサージ指圧師の「マンパワー」を主張することが必要なのではないかと考えています。そのために、1つ1つの疾患、症状への対処法のみならず、専門職としてのコンピテンシーを考え、多職種連携に従事できる人間性の涵養やそのノウハウを学ばなければなりません。
私どもは基礎講座の受講などを通して、「連携に資する人材」とはなにかを考える事をはじめに考える事にしています。
取り組み
本会の取り組みは以下の通りです
1)本会会員が行う鍼灸マッサージ施術において鑑別が必要、あるいは緊急を要する病状に遭遇した際、迅速且つ的確に診療情報 (Clinical Information:CI)を医療機関に提供できる能力を卒後研修として提供し、共有する。同時に医療機関より鍼灸マッサージ施術の依頼(Patient Referral Letter:PRL)があった際、その指示を遵守し、的確な施術を患者様に提供、施術報告ができる様研修する。
2)投薬情報の把握と理解を深め、投薬中の患者様に発生する可能性のある副作用等への注意力を高め、迅速に医師に紹介できる能力を研修する。
3)プライマリケア領域の疾患、レッドフラグの基本的病態生理と現代医学的治療情報の整理と理解のための研修(同時に東洋医学的、日本伝統鍼灸的、またマッサージ等自律神経刺激を含んだ施術プロトコルの概略を数年かけて構築)事業を行う。
4)医療機関及び医師の学術団体における病鍼連携事業の施術効果の実証と学会報告に協力する。
5)医療機関にて開催される臨床研修などへの病鍼連携啓蒙の為の講師派遣を行う。