無料公開のYouTubeチャンネル「えるちゃっく」開始しました。

この度関東支部「とりあえず夜勉(世話人代表長谷川が開催中)」を中心に、無料公開中の勉強できるYouTubeチャンネル「えるちゃっく」を公開しております。
https://www.youtube.com/channel/UC4R3s-Y6IJvVUmEzg7zo7Bw

「とりあえず夜勉」は火曜日の夜に開催される世話人代表が読み進めている,主に医学関係書籍、周辺知識の情報を皆様にお伝えする企画です。お役に立てることがあるかもしれません。どうぞチャンネル登録し、お暇なときに聞き流していただければ幸いです。この講座の為に毎週あらたなスライドを用意し、書籍の内容をわかりやすく解説して参ります。皆様の学びに寄与できれば幸いと、今後も随時オンデマンド公開を続けて参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。この講座だけでも皆様のあらたな知恵になる情報を吟味しているつもりです。

藤沼康樹先生の講演内容がJStageに掲載されました。

本会の特別講演、藤沼康樹先生の「病鍼連携連絡協議会特別講演 家庭医からみた街の鍼灸院の未来の機能」講演録が(一社)日本東洋医学系物理療法学会学会誌に収載され、JStageから閲覧できるようになりました。どうぞ御覧下さい。


https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsop/45/2/45_1/_article/-char/ja/


https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsop/45/2/45_1/_pdf/-char/ja

関東支部活動(同好会のような)「とりあえず夜勉」

関東支部では長谷川の無料公開番組を開始します。『とりあえず夜勉』。火曜日の夕刻、二週に一回のペースで藤沼先生監修の「総合診療医学」そしてマクゥイニーの「家庭医療学」のページをめくるように進めていく長谷川のself Satisfaction(自己満足)企画。この勉強会はオープンにしていくつもりです。ちっともはりの治効理論とか取りあげないの。臨床家の視点を深めるこの企画は現在就学中の学生、卒後間もない先生方に必ず意味あるものとなると感じています。自己満足だけど(苦笑)。第一回は7/6 火曜日夜9時から。どなたでもご参加いただけます。

SPT第4回は睡眠障害について。藤田洋輔先生御登壇です。

戦略的卒後研修の第4回目は藤田洋輔先生による「睡眠障害の臨床・知識と技法」です。睡眠障害があっても患者様がその事を施術者に語るチャンスがない、という経験はありませんか?こちらから投げかけてみると睡眠障害が根底にある腰痛や肩こりもあるものです。今回は睡眠障害にフォーカスして臨床の考え方をお話しいただきます。
この機会に会員価格で受講できる本会ご入会も検討下さい。トップページから入会情報にお進み下さい。

柴田先生の特別講座2開催告知です。

女性診療のTips その2の開催告知をしました。
〜不妊、妊娠、産後などの悩みズバリ回答〜と題して産婦人科医の優しいまなざしで患者様の診療がスムーズに運ぶように話しかける技法などを学ぶチャンスです。第一回は7/10に迫っておりますが、こちらも募集中ですのでどうぞcompleteして下さいね。

本会会員の畑瀬理惠子先生の原著論文がJ-stageに公開されました!おめでとうございます!

原著

本会会員の畑瀬理惠子先生の原著論文がJStageに公開されました(2021/06/27)。おめでとうございます!

原著骨盤位矯正を目的に実践された病鍼連携の成果― 骨盤位矯正が図られた週令数およびそのときの骨盤位矯正率に着目した解析より ―畑瀬 理惠子糸井 信人長谷川 尚哉林 正敏

【目的】当院の妊娠 28 週以降の骨盤位矯正を目的とした鍼灸治療を含む施術介入が骨盤位矯正率 に与える要因として初・経産婦別、骨盤位診断妊娠週数、鍼灸治療初診時妊娠週数 ( 以下、初診時 妊娠週数 )、骨盤位診断妊娠週から鍼灸治療開始までの期間 ( 以下、治療開始期間 ) を検討し、さ らに産科の紹介の有無によってその要因に差があるか検討することを目的とした。 
【方法】2009 年 2 月から 2010 年 12 月までの 23 ヶ月間において、当院で骨盤位矯正を目的に鍼灸 治療を含む施術介入を行った 188 例(年齢 32.2 ± 3.9 歳;範囲 22 ~ 45 歳 ) を調査対象とし、このデー タを解析・分析した。 
【結果】平均治療回数は 1.5 ± 0.9 回 ( 範囲 1 ~ 6 回 )。骨盤位矯正率の年別内訳は 2009 年 80.6%( 施術総数は 72 例、骨盤位矯正数は 58 例 )、2010 年は 97.7%( 施術総数は 133 例、骨盤位矯 正数は 130 例 ) であった。骨盤位矯正率は解析全年において 91.7% となり、経時的に増加する傾 向にあった。また、病鍼連携の有無で比較したところ、病鍼連携あり矯正群では病鍼連携なし矯 正群に比べ、骨盤位診断妊娠週数 (p=0.001)、初診時妊娠週数 (p<0.001)、治療開始期間 (p<0.001) を有意に短縮させた。 
【考察】骨盤位の矯正率に影響を与える要因は医師から骨盤位の矯正を目的とした鍼灸院の紹介が あることによって短縮され、骨盤位矯正率を高める可能性があると示唆される。そのためには病 産院と鍼灸院が密接な情報共有を行い、それを持続するための関係を構築することが重要である と考える。 
【結語】医師による骨盤位矯正を目的とした鍼灸院への紹介により、骨盤位矯正率は経時的に増加 した。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsop/45/2/45_33/_article/-char/ja/

7/31 戦略的卒後研修は「うつ病について」松浦悠人先生御登壇です。

皆様こんにちは。予定を詰め込みすぎで消化不良になりつつあるわたしですが、諸々世話人が進めてくださってありがたく思います。さて、タイトルにあります通り、戦略的卒後研修の7月期は7/31(18:00〜)オンラインにて東京有明医療大学の松浦悠人先生をお迎えして「うつ病への鍼灸治療も適応と限界の鑑別」についてご講演いただきます。
 業界のトップランナー達に逐次講演のお願いを進めておりますが、この度はハリトヒトでも紹介された松浦先生の御登壇。ありがたく感じます。現在ポスターなど制作進めておりますのでどうぞ今しばらくお待ちください。

7/10特別講座実施決定!

皆さんこんにちは。病鍼連携連絡協議会では特別講座の配信も事業計画に入れておりますが、世話人会承諾を経て、この度淀川キリスト教病院産婦人科医長の柴田綾子先生の特別講演を開催することとなりました。

全国の鍼灸マッサージ師にご参集頂きたい内容となります。男性の施術者にも女性の施術者にも聴講して頂きたいと感じています。普段肩こりや腰痛、限性疲労などある女性患者様も婦人科系の悩みを持っていることが多い、と鍼灸マッサージ臨床をしていて実感しますよね。聴いてみないと悩みは出てこないのはなぜか。鍼灸マッサージ院でのこの話を持ち出してくれるのは、施術者が信頼できる人だとわかった後です。一方産婦人科医はこういった悩みを打ち明ける現場です。柴田綾子先生がそのコツ(Tips)をご披露下さった近著「患者さんの悩みにズバリ回答! 女性診療エッセンス100」に書かれた最新情報から私達にもわかりやすく解説して下さる講座となりそうです。ついつい、東洋医学的な解釈でお話してしまう場合ってありましょうが、やはり最新の医療情報を知っておくことも大切。これはすごい講座となりそうです。当日参加出来なくても、収録動画の配信で後日閲覧する事も可能です。もちろん先生の御本を片手に聴講、復習すれば、皆さんの臨床上の大切な情報源になる事でしょう。どうぞお早めにお申し込み下さい。定員は100名となります。https://forms.gle/LjxEzgv72jTBvb1K6

基礎講座のオンデマンド無料配信が始まりました。

皆さんこんにちは。本会がこれまで続けてきた基礎講座、初期から本会に興味を持って下さった先生方は皆様、有料で受講されておいででした。先輩の先生方には大変申し訳ございませんが、わたしもギャラなしでがんばって、無料での開催に踏み切ったのが新型コロナウイルス感染症蔓延の昨年4月期から。自宅に引きこもりがちになったあの時期からでした。実はあれから数百人の先生が受講されたんです(もちろんそれが即本会への入会、というわけでもないんですが)。しかし、どのような開催方法かというと、期日にわたしが講義をするというものでした。ですからわたしもパソコンの前でおしゃべりしていた訳で、毎回「いや〜、このギャグはオヤジだった」とか「時間配分甘くって、メッチャ早口の後半」とか反省なわけです(苦笑)。それでもやり続けてきまして、いよいよこの間の2021年GW開催の収録分で「あ〜、もう、ギャグは冴えないけど、これでいいや」となったのです。

これから病鍼連携連絡協議会基礎講座は受講希望者が「いつでも見れる」「何度でも見れる」オンデマンド方式にしちゃいました。しかし、申し込み制です。やはり、全部で3講、9時間にわたる講義を受講するにはそれなりの根性が必要(爆)。思い切ってその気になっても、かなり長いものですものね。既に強者が(苦笑)十名ほどお申し込みです。是非がんばって下さいませ。

本講が皆様の臨床にお役に立つならうれしい。社会人基礎力とか、五十嵐十の軸とか、社会的処方とか、マルチモビディティとか、レッドフラグ疾患とか、治療院で心停止したらどうするか、とか、救急車の呼び方とか、そうでなくても、「この患者様の腰痛をみるのではなく、その人を診る,という姿勢」に少しだけでも触れていただければ幸いに思います。

2019年に本会顧問の江川雅人先生が書いて下さった推薦の文章を御覧いただきます。
是非ご参照ください。

お申し込みはhttps://forms.gle/rB79iP7DfGcJrKys9

無料です!